小笠原への船『おがさわら丸』と『ははじま丸』に乗ってみよう

おがさわら丸

1:小笠原諸島へは船で行こう

小笠原諸島父島は東京から南に1000km、母島は父島から更に南に50kmの位置にあります。
小笠原諸島で民間人が暮らしているのは父島と母島のみです。
自衛隊の施設のある硫黄島、南鳥島だけ自衛隊員が在島しています。
他の島々は戦前、人が住んでいた島もありますが、現在は無人島です。

小笠原には飛行場がなく、東京湾竹芝桟橋から父島二見港まで小笠原海運の運営する定期船「おがさわら丸」が就航しています。
また父島から母島には定期船「ははじま丸」が運行し、島の人々に欠かせない海路となっています。
おがさわら丸は繁忙期を除いて、一週間に一度、ははじま丸はほぼ毎日一回、東京と小笠原諸島を繋いでいます。

その他に「飛鳥Ⅱ」など豪華客船で行くクルーズが小笠原諸島へのツアーを就航しています。

2:父島への行き方

小笠原海運が運行する父島への船「おがさわら丸」は東京港竹芝客船ターミナルから出ています。
竹芝客船ターミナルはJR山手線・京浜東北線浜松町駅北口から徒歩8分の場所にあります。
また、ゆりかもめ竹芝駅から徒歩1分、都営浅草線・大江戸線駅からは徒歩11分です。
2016年7月に3代目の新おがさわら丸が就航しました。
このため、現在は片道24時間で父島に到着することができます。
午前11時に竹芝客船ターミナルを出発し、翌朝11時に父島二見港に着きます。
余談ですが、初代おがさわら丸は片道28時間30分、2代目おがさわら丸は25時間30分かかっていました。
4代目おがさわら丸が就航される時には、もっと短縮されているのかもしれませんね。

おがさわら丸時刻表
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/service/

東京港竹芝客船ターミナル
東京都港区海岸1-12-2
TEL 03-3433-1251

3:母島への行き方

伊豆諸島開発株式会社が運行する母島への船「ははじま丸」は父島二見港から就航しています。
父島の南50kmに位置する母島沖港へはははじま丸で約2時間かかります。
ははじま丸のチケットは予約できません。
当日、ははじま丸船客待合所で購入します。
父島二見港のははじま丸船客待合所はおがさわら丸の停泊する二見港船客待合所に隣接しており、徒歩1分の場所にあります。
チケットの料金は片道で2等4290円、特別室が6名用10000円、4名用が8000円です。
ははじま丸はほぼ毎日就航していますが、便がない日もあります。
詳しくは小笠原海運のホームページの時刻表で確認してください。

伊豆諸島開発株式会社
電話:03-3455-3090

ははじま丸時刻表
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/service/hahajima.html

4:おがさわら丸のチケットの買い方

おがさわら丸のチケットの買い方ですが、おがさわら丸を運行する小笠原海運から購入できます。
また小笠原旅行を取り扱う旅行代理店経由でも購入可能です。
個人旅行であれば、小笠原海運から自分で購入することをお勧めします。
料金は特等室の69170円から2等和室の23210円まで、チケットの種類と料金に幅があります。
また繁忙期や閑散期によって料金が変動します。
また子供料金や学割、障害者割引、島民割引などがあります。
詳しくは小笠原海運のホームページを確認してください。

ogamaru_price

予約の開始日ですが、乗船日の2ヶ月前の朝9時から開始されます。
その日が土日・祝日など小笠原開運窓口の休業日だった場合、その次の営業日朝9時から販売されます。
年始年末・ゴールデンウィーク・7月・8月などの繁忙期は予約開始日が設けられ、一斉予約が行われますので、注意が必要です。
繁忙期の予約開始日はホームページや時刻表の掲載されたパンフレットで告知されます。

購入方法には、幾つかの方法があります。

1.インターネットで予約購入(クレジットカード)

小笠原海運のホームページにインターネット予約ページがありますので、そちらで会員登録をして購入します。
最大6名までのチケットをまとめて購入できます。

小笠原海運インターネット予約購入ページ
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/rsys/

2.小笠原海運に電話で予約・購入(銀行振込)

小笠原海運に電話でもチケットを予約し、購入するができます。
電話予約後、予約確認書が届きます。予約確認書に書いてある振込先に入金します。振込の前に学割での購入の場合は学生証のコピー、障害者割引で購入の場合は障害者手帳のコピーをFAXで送付します。
その際、コピーに乗船日と予約番号の記載をしてFAXすることが必要です。
振込後、乗船券引換書が郵送で届きます。
引換書を搭乗当日に竹芝客船ターミナルのチェックインカウンターに提示し、乗船券を受け取ります。

小笠原海運
電話:03-3451-5171
FAX:03-3451-4522
受付時間:平日9時〜17時30分
定休日:土日・祝日・年始年末など

3.小笠原海運に来店して購入する(現金・クレジットカード)

小笠原海運には田町駅に営業部があります。
こちらに来店して、チケットの購入が可能です。
その際、現金かクレジットカードの支払いが選択できます。

小笠原海運 営業部
電話:03-3451-5171
FAX:03-3451-4522
住所:東京都港区芝浦3-7-9 サニープレイス田町8階
受付時間:平日9時〜17時30分
定休日:土日・祝日・年始年末など
最寄駅:JR田町駅芝浦口から徒歩5分

4.竹芝客船ターミナルで購入する(現金・クレジットカード)

予約する時間がないときや閑散期でチケットがあるときなど、竹芝客船ターミナルでチケットを購入することができます。
竹芝客船ターミナルには東海汽船竹芝支店があり、その窓口で購入します。
乗船日当日もチケットがある場合は購入できます。
その場合は出港当日の朝10時から竹芝客船ターミナルの窓口で当日の乗船券が購入できます。
購入には現金かクレジットカードの支払いが選択できます。

東海汽船株式会社 竹芝支店
電話:03-3433-1251
住所:東京都港区海岸1-12-2
受付時間:平日9時〜17時30分
定休日:土日・祝日・年始年末など
最寄駅:JR浜松町駅北口から徒歩8分

5.旅行代理店で購入する

小笠原海運と提携した旅行代理店でも乗船券を購入できます。
旅行代理店で購入する場合も、代理店が小笠原海運に電話して船席を確保してからの販売になります。
そのため、旅行代理店で購入できるのは小笠原海運の営業時間内になるため、注意が必要です。
また、船の運賃の他に旅行代理店に発券手数料などを支払う必要がある場合もあります。詳しくは各旅行代理店に確認してください。

おがさわら丸乗船券を販売する代理店
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/reserve/shoplist.html

5:豪華客船で小笠原諸島に行く!

年始年末・春休み・ゴールデンウィーク・夏休みなどの観光シーズンには豪華客船による小笠原ツアーが就航している場合があります。
また乗船場所は東京・横浜・名古屋・神戸などツアーによって様々です。
こうした客船でのツアーは父島での滞在時間は短いですが、往復の旅が豪華な環境で楽しめるので、船旅が好きな方にはお勧めです。

飛鳥Ⅱ(2006年就航、総トン数:50,142トン、全長:241m)
https://www.asukacruise.co.jp/

ぱしふぃっくびいなす(1998年就航、総トン数:26,594トン、全長:183.4m)
http://www.venus-cruise.co.jp/

にっぽん丸(1990年就航、総トン数:22,472トン、全長:166.65m)
http://www.nipponmaru.jp/

6:貨物船「第二十八共勝丸」について

小笠原諸島にはおがさわら丸や豪華客船の他に貨物船が運行しています。
島の雑貨や車両、建築資材や産業廃棄物を運ぶ不定期貨物船、それが「第二十八共勝丸」です。
以前は旅客輸送もしていましたが、現在は行っていません。
おがさわら丸よりさらに時間がかかり、また船も小さいため揺れるそうです。
ちょっとだけ乗ってみたかったような気もしますね。

第二十八共勝丸
http://www1.odn.ne.jp/kyoshomaru/

7:急病・大怪我などの助け「自衛隊機」

小笠原諸島に旅行中、急病や大怪我をしたらどうしよう?
そんな心配をされたことはありませんか?
小笠原諸島には自衛隊基地があり、いざというとき自衛隊機を使って、内地の病院に急病者を搬送しています。
急患搬送には海上自衛隊岩国基地所属の飛行艇US-1A・US-2と自衛隊硫黄島基地を経由するヘリコプターUH-60Jがあります。
もちろん離島にしては立派な診療所が父島と母島にはありますから、こうした急患搬送は命にも関わるときだけです。
旅行中は疲労や油断で体調を崩しやすいことがあります。
小笠原旅行が自衛隊機搬送という想い出にならないよう、気をつけたいですね。

おがさわら丸