5月1日、小笠原ヨットレース2019が開催されます!

yachtrace

こんにちは、夏野葉月です。
明日、令和元年5月1日に小笠原でヨットレースが開催されることはご存知ですか?
今日は小笠原ヨットレースがどんなレースなのか、レースの紹介をしたいと思います。
この記事の作成にあたり、レースに参加する「Shaloon 7 (シャロン 7)」のオーナー杉田荘太郎さんとシャロン7に乗船しレースに参加する今津浩平さん、斎藤昌久さんにお話を伺いました。

小笠原ヨットレース公式サイト
https://ogasawara.yacht-race.jp/
小笠原ヨットレースFacebookページ
https://www.facebook.com/ogasawara2017/

小笠原ヨットレースとは?

小笠原ヨットレースとは小笠原諸島父島二見湾をスタートし、三崎半島の小網代港をゴールとするヨットレースです。
2017年に12年ぶりに復活した小笠原で開催されるヨットレースで、復活後第2回となる今年は2019年5月1日に小笠原父島をスタートします。
10艇の参加艇が500マイル、925km先のゴールの小網代港を目指して外洋を走るレースです。
なぜ小笠原ヨットレースが2年に1回なのかというと、沖縄ヨットレースと交互に開催されているからです。
沖縄ヨットレースは宜野湾を出発し、愛知県三河湾をゴールとして750マイル1387.5kmの外洋を走るレースです。
こうした外洋を走るレースを「ロングレース」と言います。

レースはどんな風に行われるの?

レース中は参加メンバーが24時間船を操船します。エンジンを使わずセール(ヨットの帆)のみで操船されます。
1艇に参加するメンバーは9人で6人がオンデッキで船の操船にあたり、3人が船の中で休憩します。
オンデッキで操船にあたる時間は6時間、1回の休憩時間は3時間で、操船と休憩を9人で交互に取りながらレースにあたります。
シャロン7はレースのために愛知県半田市の知多半島から小笠原に来たのですが、来島には4日間と8時間かかって島に到着したとのことです。
シャロン7は小笠原ヨットレースは初参加ですが、参加を決めた2018年夏からレースに向けてキャンペーンと言われる準備を始めたとのことです。
キャンペーンには操船の練習以外にもメンバーを集めることや船の設備をレース用に準備するな様々なものが含まれます。
レースに参加するメンバーはどのように決めるのですかと質問したところ「チームを組むときは人柄重視です。共に船を走らせる中で楽しめる人とチームを組みたいと思っています。またレースに参加してもらうため休みが取れることが条件になるので参加者の年齢は上がる傾向にあります」とのことでした。

シャロン7の操舵輪はとても大きい!

ヨットの構造とレースの技術とは?

ヨットにはレースに使われる「レースボード」と趣味のクルージングに使われる「クルージングボート」があります。
クルージングボードは船によってはシャワーやベッドルームもある居住性の高く居心地の良い居住性を持ちます。
シャロン7はレース用の船で、トイレやキッチン設備などがついていましたがクルージングボードに比べて内装は遥かに簡素でした。
昔はもっと簡素で居住性も悪かったそうですが、レースのレギュレーション(ルール)が変わり、船体の構造や重さについて規定が変わったため、内装や居住性が良くなったそうです。
レース中は休むことも技術の1つで、酔いづらい食事をしたり、短い時間できちんと睡眠をとったりと心身のコンディション作りもレースの要だとおっしゃっていました。
また、海では風が凪いで全く船が動かなかったり、逆に15ノット以上の風が吹いて海が荒れることもあります。
海のコンディションも様々なだけにフィニッシュ時の達成感は素晴らしいものがあるとのことでした。

ヨットに乗ってみたい人へのメッセージ

最後に杉田さんと今津さんにヨットの醍醐味と楽しみを伺いました。
「レースの楽しみには、レースを通じて技能が上がることです。そして風だけで走るロマンや楽しみ、ゴールにフィニッシュした時の達成感は素晴らしいものがあります」と語る杉田さん。
今津さんは「ヨットは遊びの中でこんなに贅沢なものはありません。ヨットを始める門戸は一見見えづらい。だけどヨットの世界は広く、はじめたい人にはいつでもウェルカムです。ヨットに乗ってみたいときはヨットに乗っている知人の方にぜひお願いしてみてください」とお話ししてくださいました。
そして小笠原でヨットを観覧される方にメッセージをお願いすると、杉田さん今津さん斎藤さんは「小笠原を5月1日にスタートしますが、参加するヨットは3〜4日間風だけで約1000km走ります。その浪漫に思いを馳せてみてください」と語ってくれました。
シャロン7も参加する小笠原ヨットレースは5月1日12時からスタートします。
公式サイトでは参加艇がどこを走っているか、リアルタイムで観測することができるようになっています。
小笠原に翻る帆が三崎半島に向かって一斉に走る明日のスタートを楽しみにお待ちくださいね!

shallon7

Shaloon 7の杉田荘太郎さん・今津浩平さん・斎藤昌久さん他メンバーの皆さん、ありがとうございました!

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれ。写真家&文筆家。幼少期に虐待を経験後、中学で不登校に。20歳通信制高校へ進学+22歳法政大学へ入学。25歳で躁うつ病を発病後、フリーランスカメラマンに。2010年キヤノン写真新世紀佳作受賞。2013年小笠原諸島移住中にスイスで写真展を開催。2016年鎌倉に移住。2019年小笠原諸島に再移住。